2026.08.13

その他 担当:菅

図書委員が「出版社交流DAY×選書体験」に参加!

8月5日(水)に、広島県教科書販売株式会社様の図書展示場(西区東観音町)において『一般開放×出版社交流 DAY』が開催されました。本が大好きな高校図書委員 4名が参加して、集英社、小学館、農文協、帝国書院、光村図書等、様々な出版社の方と交流をして本が出来るまでの企画から出版までのプロセスや各社で力を入れている話題の本についてお話を伺いました。  
交流の後は、広い展示場でLRC(学校図書館)に置く選書をしました。 
今回は貴重な体験をさせて頂き、本当に有難うございました。

参加した生徒の感想

  • 私は、美術部と文芸部とを兼部しているので、文研出版様の「エコトバ」シリーズの説明に感動しました。梶井基次郎の檸檬、宮沢賢治の「よだかの星」等、色々な画風のイラストレーターさんが抒情的に小説を表現する企画に感心しました。学校の蔵書にもある本ですが、難しい文豪の小説が自由な発想で描かれる美しい絵を添えられて作られるという点が斬新で面白いと思いました。子ども向けの絵本も、2年もかけてイラストレーターさんと編集、著者とが協力して完成させるお話が興味深かったです。(高校1年 東 紅杏さん)
  • 高校受験を題材にした本を創った編集者の方からは、その本の企画から内容の校正、表紙が完成するまでのプロセスの表を見せていただきました。1冊の本が完成するまで、長い時間と労力がかかることを実感しました。集英社様の「学習漫画 世界の歴史」シリーズでは、歴史学者等の指導で何度も訂正を重ね数年がかりで完成すること。編集中に新しい遺跡や古文書が発見されると、途中からやり直すということ。「現代(近代史)」の巻が、一番大変だということを聞き、「歴史」の本を出版することの苦労を知りました。園芸部で活動している私は、農文協様と農業に関する本を教えて頂いたのも興味深かったです。東京の出版社の方と交流するという、普段はできない貴重な体験ができて参加して良かったと心から思います。(高校1 高浦 優衣さん)
  • 僕は、集英社の方に「少年ジャンプ+」の結成秘話を教えて頂きました。経営のお手本のような成功談も伺い、さすが大手の出版社だと感心しました。「世界の歴史」シリーズでは、学習を目的とする漫画なので、教育的観点から中立な視点で描く必要性があり故人の思想を一旦捨てるのが相当難しい事だろうな・・と感じました。「出版社の方の猛烈な努力のお陰で、歴史を面白く正確に学べることができるんだ。」と、実感しました。東京の大手出版社の方がわざわざ広島まで来て下さり、交流が出来て最高のひとときでした。(高校2年 岸 太一さん)
  • 「SPY×FAILY」等の人気漫画のノベライズ版を出版されている集英社様に「映像を小説という文字だけで表現する場合、表現がかかってしまう難しさは無いですか?」と質問すると「表現の差異が無いように、原作者のチェックが入る」ということを聞き、感心しました。評論社様からは、海外小説の版権返還等の仕組みやノーベル賞文学賞作家ハン・ガンさんの『涙の箱』という本のキャッチコピー「大人のための童話」が決まる裏話について伺い勉強になりました。また、帝国書院様とは、地理の授業で使っている地図帳で盛り上がりました。今回、山積みの段ボールに梱包されている教科書や参考書を見て、私が行く書店とは違う「教育関係の本の問屋さん」があることにびっくりしました。色々な出版社様とお話を伺った後での選書体験が刺激的でした。 大好きな本に関するお話を沢山聞けて有意義でした。(高校2年 寺島 唯さん)