2025.05.21

学修 担当:石飛

話の面白さがわかるように工夫して文章にまとめよう

高校1年生の言語文化の授業をのぞいてみると、生徒たちは【児のそら寝】という古典作品に取り組んでいました。この題材を通して、私たちはどのような物の見方や考え方、つまり知見を得ることができるのかを考察しました。

授業では、生徒たちが“児”や“僧”になりきってセリフを声に出し、当時の心情や状況を疑似体験しました。最初は少し恥ずかしがっていたものの、演じることで物語の中に自然と引き込まれ、登場人物の思いや背景への理解が深まっていきました。

時代は変わっても、人々が感じる感情や、それを表現する方法には共通する部分が多くあります。古典を学ぶことで、現代に生きる私たちにも通じる感性や思いやりの心、そして人との関わり方の大切さを学ぶことができました。