


晴天のもと、共通テスト会場に向かう3学年に念を送りつつ、1学年は平和公園にて平和についてさらに学びと願いを深める一日です。沖縄戦や被曝ピアノに次いで、集大成である学年最後の平和学習は、立候補してくれた生徒たちの先導による碑めぐり・ガイドツアーです。生徒が同じ学校の仲間を案内するこの試みに、公園内を訪問されていた方々に「素晴らしいですね」「横で聞き入ってしまいました」とお声がけを頂き、誇らしく思いました。学んできたことを伝えようと熱が入るガイド役の生徒、静かに聞き入る生徒、質問する生徒、それぞれが原爆資料館の見学と併せて公園の碑をめぐりながら平和について考える良い機会になったことと思います。
>高1平和集会~沖縄平和学習・被爆ピアノ講演会~の様子はこちら





~生徒の振り返りより~
今年度は、沖縄戦、被爆ピアノ、碑めぐりの三回の平和学習を行いました。沖縄戦では、戦争が軍人だけでなく、子どもやお年寄りなど多くの民間人を巻き込み、追い詰めていったことを学びました。被爆ピアノからは、原爆の被害を受けながらも音を奏で続ける姿に、「命」や「希望」が感じられました。碑めぐりでは、亡くなった人々一人ひとりの思いが、今も広島の町に残っていることを知りました。これらの学習を通して、戦争は人の命だけでなく、心や未来までも壊してしまうものだと強く思いました。
被爆80年を迎えた今、私が改めて思う「平和」とは、戦争がない状態であるだけでなく、一人ひとりの命や尊厳が大切にされ、過去の悲劇を忘れずに考え続けることだと思います。時間がたつにつれて、戦争を直接体験した人は少なくなっています。しかし、資料館の展示や碑、被爆ピアノの音色は、今を生きる私たちに「考え続ける責任」があることを教えてくれます。平和は、何もしなくても続くものではなく、学び、考え、行動することで守られるものだと思いました。


