
高校3年 田中 祐伎くんが、図書委員会活動で書いた読書感想文が、 11月23日(日)の中国新聞「青春文学館」に、掲載されました。
田中君が紹介した本は、高校3年生の青春を描いた「夜のピクニック」(恩田 陸著)。 本屋大賞も受賞し映画化もされた本の魅力を、田中君は以下のように紹介しています。
何気ない会話や沈黙の中に、人と人との距離や心の揺れが丁寧に描かれています。相手に何かを伝えるには、まず自分自身と向き合う必要がある。『話すこと』だけが分かり合う手段ではない、と気づかされます。

新聞掲載に寄せて田中君の感想です。
新聞記者の方から新聞掲載の連絡を頂いた時、初めての経験で驚きました。自分が苦手なことに向き合った時間や本に描かれている「歩行祭」で感じたことを綴った文章が誰かに届いたんだと思うと、とても誇らしい気持ちになりました。
私の両親は、私が書いた文章が中国新聞に掲載されたのを読み、誇らしげでした。それを見て、少しは、親孝行らしいことが出来て良かったと嬉しく感じました。これからも、誰かの心にふっと残るような文章を書いていきたいです。
後輩たちにも、この本の魅力を知って欲しいので図書館で特別展示をしています。
ぜひ、この本の魅力を体験してください!
