今週から、本校では試験期間が始まりました。

校内はいつも以上に静けさを帯び、教室や図書館、自習スペースでは生徒たちがそれぞれの目標に向かって集中して学習に取り組んでいます。 放課後、スタディホールをのぞくと、特に高校3年生の姿が多く見られました。 すでに進路が決まり、次のステージに向かって準備を進めている生徒もいれば、これから本格的に受験を控え、最後の追い込みに励んでいる生徒もいます。 それぞれ立場は異なりますが、机に向かう姿勢は皆まっすぐで、真剣そのもの。 ページをめくる音や小さくつぶやく確認の声からは、学びに向き合う前向きな気持ちが伝わってきました。 同じ空間で取り組む仲間の存在は、互いに良い刺激にもなっているようでした。「今日はここまで進めよう」「分からないところを解決して帰ろう」と、静かに意気込みを語る生徒の姿もあり、学年の垣根を越えた“学ぶ場の空気”が自然とつくられていました。

試験期間は不安や緊張を感じやすい時期でもありますが、生徒たちが自分自身と向き合い、努力を積み重ねていく姿はとても頼もしいものです。 生徒のみなさん、体調に気をつけて、最後まで全力で取り組んでください。 応援しています。