本校の国際交流・異文化理解プログラムには、姉妹校・協定校への交換留学や語学研修以外にも、外国のエージェントに協力していただいて実施している中期・長期留学を行っています。
本校では、コロナ禍以降3年目となるニュージーランド中期留学を実施することになっています。

9/26(金)の放課後、5つある留学受け入れ校のうち、クライストチャーチ市のミドルトン・グレンジ・ハイスクールから校長先生が来校され、この冬から留学に参加する生徒たちへ、渡航までの不安や疑問などを解消するための質疑応答や相談会、そして簡単な留学へ向けての対面オリエンテーションを開催しました。

また本校が提携している、ニュージーランドを本拠地として日本人の学生への留学支援をしているEXCEL NZという団体から、本校のお世話をしてくださっている日本人スタッフの方にも来校していただき、保護者の方々を対象とした相談会も開催していただきました。

オリエンテーションに参加した生徒たちは最初、自分で英語を使って会話をすることに自信を持てずに躊躇する姿が見られました。
しかし少しずつでも英語を使って自分のことを伝えたり、相手の話を聞き取ったりする中で、笑顔とともに英語に対する不安が薄れていき、自分から会話を広げることができるようになりました。



留学の手続き以降、これが最初の留学を意識する機会となりました。
今回のオリエンテーションを経て、生徒たちは数か月後に迫る実際の留学の日々を明確に思い描くことができたようです。
オリエンテーションの中で、「ニュージーランドに来るまでにしっかり英語を勉強しましょう。そして様々なことを自分でできるようになりましょう。これは自分で意識してやらなければ、何も変わりません。意識すれば、自分は変わることができるし、これまでの生活から自立できます。」という言葉をいただきました。
何事においても当然ですが、意識をすることで変わることがたくさんあります。
これが最初になる親元を離れての生活になり、ホームステイにはなるものの、身の回りのことはすべて自分でやらなければならないという状況に身を置くことになります。
留学を始めて困ることのないように、これから意識して自分自身を磨いてほしいと考えています。
今年度のニュージーランド中期留学は2026年1月下旬に日本を出発し、4月上旬に帰国を予定しています。留学期間は毎週のレポートなどで生徒たちはNZでの生活を伝えてくれることになっています。留学中の出来事についても、ここでお知らせしたいと考えています。