
高校3年生の化学の授業の取り組みを紹介します。
これまでの授業では、各班に分かれて担当範囲を調べ、スライドを作成。そのスライドをもとに、Google Formsを活用したクイズを作る活動を行ってきました。

本時はいよいよ発表の時間。各班が工夫を凝らしたスライドを披露し、生徒たちは発表を聞きながら、その場でクイズに挑戦しました。
発表スライドには、物質の特徴が丁寧に整理されているだけでなく、覚え方を語呂で紹介するなどユニークな工夫も見られました。聞いている側も「なるほど!」と思える内容が多く、楽しく学びを深めていく姿が印象的でした。
さらに、クイズに答えることで理解度を確認でき、自分自身の定着度を実感することができます。
学んだことを「人に伝える」ことで知識が整理され、受け取る側も「問いに答える」ことで理解が強化される。まさに双方向的な学びの場となりました。
今回の取り組みは、化学の知識を深めるだけでなく、仲間と協働しながら学びを共有し合う楽しさと、自らの成長を実感できる授業でした。