
本日は、高校で参観日が行われました。いつもは落ち着いた空気の教室も、今日は保護者の方々の視線を背中に感じながら、少しだけ緊張した様子の生徒たち。それでも、授業が始まると、次第にいつもの雰囲気が戻ってきました。今回の授業は、グループワークや教えあい活動を取り入れ、生徒同士が意見を交換したり、互いに疑問を投げかけたりしながら、課題に取り組みました。
グループの中には、積極的に意見を出す生徒もいれば、じっくり考えてから言葉を選んで話す生徒もいます。その違いこそが学びを豊かにし、多様な視点を生み出していました。また、友だちの説明を聞きながら、頷いたり、驚いたりする表情からは、主体的に学ぼうとする姿勢が伝わってきました。
教えあい活動では、説明する側も、聞く側も、互いの理解を確かめながら進めることで、教科書の知識がより実感を伴ったものになっていきます。教員から一方的に教わるだけでなく、仲間とともに学び合うことが、これからの学びに欠かせない要素であると、改めて感じました。生徒たちの真剣なまなざしが印象に残る、充実した参観日となりました。

