1年生が家庭基礎の授業で衣服のアップサイクルに挑戦しました。
アップサイクルとは、捨てられるはずだったものに新たなアイデアやデザイン性をプラスして、新しい製品にアップグレードすることです。
サステナブルな取り組みとして、現在注目されています。
授業では、衣服の生産と消費に関する問題について考えた後、実際に衣服のアップサイクルに挑戦しました。
家にある着なくなった衣服やこれまでの家庭科の授業で余った布など、不要になった布地を活用してのモノ作りです。
裁縫が得意な人もそうでない人も試行錯誤しながら、お弁当包みやティッシュケース、ぬいぐるみなど、自分だけの作品を完成させることができました!
最後に、生徒のまとめも紹介します。
- 世界中でまだ使える布や洋服の生地が廃棄される中、何か自分たちにできることはないかと考えました。この授業を通して、使わなくなった布をアレンジして再利用することで「もったいない」布の廃棄を防げたように感じます。
これからも使わなくなった布は作り直して再利用するなど、もったいない布の廃棄を防ぎたいです。 - 家にあったいらない布や紐で巾着を作ってみて、楽しく、いらないものを使えるものにすることができるということをこの授業で学習できたので、家などでも色々なものを作ってみたいと思いました。
- 衣服の処分のほとんどがごみになっていて廃棄されてもったいないから、いらない布などを再利用して、何かに使うことは大切なことだと思ったし、衣服などのごみを最初から出さないことも大切だと思いました。
自分で制作してみて、今回は簡単なもの作ったけどファストファッションなど普段自分が利用している製品を作っている労働者やその環境などを知ると、責任持って必要なものだけを購入し使わなくなった被服はリサイクルや今回のように自分で別のものを作るなどしてみようと思いました。