本日、7限目LHRの時間に「主権者教育」を行いました。
奇しくも昨日、衆院選が行われ18歳を迎えた高3生は選挙に行った人も多くいました。
近年の傾向として年代別投票率は、10代20代が低く、高齢者ほど高いことが分かっています。
今回の主権者教育では、若者が選挙に行かないことの弊害「シルバーデモクラシー」の問題点について考える授業を行いました。
高3の先生方3名に立候補者になっていただき、政見放送を行った後、生徒たちは各年代の投票者になりきってどの立候補者に入れたいか実際に投票を行いました。
各年代の投票者の数は、実際の選挙の投票者の構成比率に合わせました。
そうすると、高齢者の支持を受けた候補者が若者の支持を受けた候補者より圧倒的に当選しやすいことが分かりました。
このような選挙の問題点について考え、若者がどうやったら選挙に行くかアイデアを出し合いました。
選挙に行ったら「ポイントやクーポンがもらえる」「プレゼントがある」「イベントに参加できる」という報酬型、選挙に行かなかったら「罰金を取る」「ペナルティを与える」「義務化する」という罰則(義務化)型、「オンライン投票」「学校内もしくは会社内で投票できる」などの利便性追求型のアイデアが出されました。
若者には積極的に投票に行き、政治に対する考え方を表明していただきたいです。