10月中旬に実施される研修旅行の事前学習を行いました。本校の研修旅行は、国内2コースと海外1コースからの選択制です。国内は、東北・北海道コースと沖縄コース、海外はカンボジア　シェムリアップコースです。

東北・北海道の事前学習では、研修旅行に行くにあたってのマインドセット（自分が持つ価値観について）について考えました。震災を地域の現状や復興に向けた取り組みについて学び、現地を訪れる意義を再確認したようです。

カンボジア　シェムリアップコースでは、この研修旅行の目的と訪問地での活動について再確認を行いました。「バイヨン中学・高等学校との交流」や「CMAC地雷撤去平和博物館」、「リトルエンジェル孤児院」での研修プログラムを確認し、カンボジアの歴史や文化に触れる機会に大きな期待を寄せていました。特にカンボジアの歴史的背景や地雷撤去活動の現状について学ぶことで、社会的な問題に対する意識を高め、異文化理解を深めることを目的としています。シェムリアップの壮大な遺跡群やアンコール・ワットへの訪問も予定されており、生徒たちはその美しさと歴史の重みに触れることを楽しみにしているようです。写真は、リトルエンジェル孤児院の子供たちに持参する手作りおもちゃの一部です。粘土で作ったマグネット入り”SUSHI”とお遊戯に使う”貝”とのことです。

沖縄コースでは、夏休み中にまとめた沖縄の歴史や文化、また戦争の悲劇について発表を行いました。平和学習の一環として、沖縄戦の遺跡や平和祈念公園を訪れることが計画されており、生徒たちは過去の出来事を通じて、平和の大切さを考える機会となっています。

いずれのコースでも、生徒たちは、学びと成長の機会としてこの研修旅行を意識していることが感じられます。