7/26(金)に今年度、本校の海外姉妹校であるフィリピン・セブ市にあるサンホセ=レコルトス大学附属中学校・高等学校に短期留学およびホームステイで相互研修に参加する生徒たちの事前学習会を実施しました。
この研修会は、説明会を除けば、参加者が互いに初めて顔を合わせ、調べ学習やグループワークを行う機会となりました。今回は「フィリピンを知る、日本との違いを考える」をテーマに、フィリピンの高校生の生活やフィリピンの人々の日常などを調べるとともに、それが現在の自分自身の生活とどのような違いがあるのかについて、個人での調べ学習やペアワーク、そしてグループディスカッションをすることで、様々な文化や生活様式の違いに気づき、驚き、興味・関心を持つことができました。 生徒たちの調査の中で興味深かったものの1つに「フィリピンは午前中の早い時間から気温が高くなるため、始業時間が午前7:30と早い時間に設定され、暑さを避けるスケジュールが組まれている」というものがありました。
これこそまさに「環境が変われば文化が変わる」ということが当てはまる「異文化理解」だと感じました。
次回は1週間後の8/2(金)に実施予定です。今回はフィリピンと日本の違いを知り、自分自身の生活と比較しながら異文化を理解することに焦点を当てていましたが、次回は自分が異文化にどう溶け込むことができるのかについても考えていきます。課題や疑問はたくさんありますが、それ以上に好奇心や探究心にあふれるフィリピン研修となりそうです。