2024.06.17

クラブ 担当:松田

「茶道」ではぐくむ「笑顔」の輪

6月12日(水)、修道大学の留学生が附属校である本校に「茶道体験」に来校しました。本校の茶道部の高校生が一緒に活動しました。
まずは、お菓子を一緒にいただきました。広島のレモンを使ったゼリーです。留学生の皆さんには少し酸っぱかったのでしょうか、「sour!」「oh…」という声が聞こえてきました。
お菓子をいただいた後は、茶道部がお茶を振る舞いました。綺麗に泡立つ抹茶にと興味津々の様子がうかがえました。少し苦そうにしている留学生もいましたが、本物のお抹茶に舌鼓していました。
最後は、実際に留学生にもお茶を点ててもらいます。茶道部が道具や作法を英語で説明しながら、一人ずつ体験してもらいました。初めて茶道を経験する留学生も多く、実際にお茶を点てるのは難しそうでしたが、みんな楽しそうにお茶を点て、留学生同士、中には部員に振舞ってくれる留学生もいました。 異文化を体験できた1時間は留学生にとっても、とても貴重でよい時間になったと思います。茶道部員も普段練習していることをただ教えるだけでなく、英語で伝える難しさを実感したことでしょう。
しかし、垣間見えた「笑顔」には言語・民族関係ない、同じ時間を共有する、「茶道」を通してはぐくまれたそんな素敵な「笑顔」だったと感じます。
貴重な時間をいただき本当にありがとうございました。