高校2年【探究】の授業では、グループ単位で様々な研究・調査活動に取り組んでいます。2年3組のあるグループでは、“エスキーテニスの普及”をテーマとして探究活動に取り組んでいます。エスキーテニスとは、広島県発祥のスポーツで、原爆投下直後の廃墟の中で,子供たちが焼け残った板切れを持って,手作りのボールを打ち合って遊んだのが始まりと言われています。日本エスキーテニス連盟理事の宇野本翼さんからは「エスキーテニス普及のためにも探究活動を頑張ってください」との言葉をいただきました。
本日の探究の授業時、基本的な競技ルールを覚えるために、実践練習を行うこととなりました…と言っても、本校にはエスキーテニスのコートはありません。そこで、駐輪場前の通路に養生テープでラインをひき、ネット代わりにトラロープを張り、即席のコートを作りました。そして、実際にエスキーテニスをやってみると…、イレギュラーな軌道を描く羽根つきのボールと力加減が難しい木製とラケットの扱いに生徒達は悪戦苦闘していました。それでも2時間連続の授業で練習に励んだ結果、生徒達は競技ルールを覚えるだけではなく、競技技術を大きく向上させていました。「全国大会優勝を目指すぞ!」と気合が入っていた生徒もいましたが…、“普及”が目的ですよ・・・。
今後のエスキーテニス探究にご期待ください!!