今日のLHRでは、高校3年生が高校2年生へ、研修旅行で学んだことについてポスターセッション形式の発表を実施しました。高校3年生は、高校1年生の時から平和学習のフィールドワークや被爆ピアノ演奏・沖縄戦についての平和集会、そして高校2年生での研修旅行などを通してインプットしたことを、高1・高2の3学期にそれぞれ自分の言葉でまとめ、アウトプットする取り組みを行ってきました。
今回はこれまでの取り組みのまとめとして、研修旅行を通しての学びを高校2年生に向けてポスターセッションという形で伝えました。
本番では、1号館の3F・4Fを使って3コース(沖縄・鹿児島・カンボジア)あわせて43班分の発表が行われ、高校2年生の生徒が興味を持ったグループの発表を聴いて回りました。 2年生は見学シートに気づきを記入しながら熱心に発表を聴き、自分たちの学びへと転換していこうとしていました。 そして、3年生は積極的に呼び込みを行ったり、クイズを交えてのセッションをするなど、2年生が発表へ関心を持てるように工夫をしていました。
この日のために高校3年生は研修旅行から帰ってきてから、同じ班のメンバーと協力してそれぞれオリジナリティあふれるポスターを作製し、リハーサルを重ねてきました。こういった地道な努力の継続が「グローカル・イノベーション・リーダー」としての資質を育んでいくものだと思います。そして昨年度から始まったこの取り組みが、今回オーディエンスとして参加した2年生へ、そしてまた次の世代へと受け継がれていってほしいと思います。
高校3年生のLHRはそれぞれの進路実現に向けた「入試形態別学習会」へと移っていきます。これまでの活動を、自分たちの進路実現への力へと繋げてくれると信じています。