高校2年生は、昨年10月に研修旅行で訪れた沖縄・鹿児島・カンボジアについて、平和に関して考えたことをまとめ、英語で表現をする取り組みを2学期後半のLHRで行いました。
そして、クラス内の選考会を勝ち抜いた代表者10名が本日、英語スピーチを披露しました。
特別審査員に校長先生、英語科の稲田先生をお迎えし、生徒による採点と合わせる形で審査が行われました。審査項目は「スピーチの論旨」、「スピーチの技能」、「スピーチの感銘度」の3点で、ABCで評価されます。
代表者の皆さんはスライドを使いながら、平和について考えたことを述べました。
沖縄のチビチリガマで起こった悲劇について、鹿児島の知覧特攻隊について、カンボジア内戦後の地雷による被害について、研修旅行で得た知見をもとに自分の考えについて英語で発表されました。練習を重ねたスピーチに聴衆の生徒も感動しました。
審査の結果は以下のようになりました。
最優秀賞 1学級 野曽原さん
優秀賞 3学級 三上さん
優秀賞 10学級 澤原さん
校長先生の講評でそれぞれの弁士の印象に残った内容についてお話がありました。平和について真剣に考えた若者の率直な意見がそこにはありました。戦争のない今の日本に生きる私たちが戦争の悲劇を忘れず語り継いでいくことが、平和の礎となるでしょう。
最優秀賞の1学級野曽原さんは、2月17日(土)に行われる協創コンテストに学年代表として出場します。
▼協創コンテスト
この行事は、本校の教育目標である「グローカル・イノベーション・リーダーの育成」に向けて必要とされる「4つの力」(課題解決する力・協創する力・社会参画する力・自己実現する力)をカタチに表すためのものです。したがって、参加者は「4つの力」のいずれかを意識してのパフォーマンスを目指すことになります。
参加形態は個人の部と団体の部に分かれています。弁論、プレゼンテーション、調査・研究発表、歌唱、楽器演奏などで自分らしさを表現します。
記録:放送部